高校の出席日数が足りない|現役教員が教える留年の前にできること

高校の出席日数が足りない|現役教員が教える留年の前にできること

出席日数が足りない。この言葉を聞いた時点で、もう不安だと思います。

先に結論です。まず担任に、正確な残り日数を聞いてください

現役教員として、学校が内側でどう判断しているかをお伝えします。

※学校に行きたくないときにできることは、学校に行きたくないときの対処法(選択肢の全まとめ) に1本でまとめてあります。

最初にやることは1つだけ

出席日数が足りないとき、まず担任に正確な残り日数を聞きます。進級の基準は学校ごとに違うため、ネットの一般論より自分の学校の数字を確認することが先です。
担任に聞くのが一番早い

ネットの一般論を読むより先に、自分の学校の数字を確認することです。

進級の基準は学校ごとに違います。「3分の1で留年」と書かれていても、それが自分の高校の規定とは限りません。

担任に聞くべきことは3つです。

  • 各科目の欠課時数が、いま何時間か
  • あと何時間休むと、その科目が不認定になるか
  • 補習や追試の救済措置があるか

聞きにくいと思いますが、聞かれて困る質問ではありません。担任も数字を把握しています。

学校は最後まで数字で判断する

ここは正直にお伝えします。

単位や留年に関わる場面で、教員は事実だけを、赤裸々に伝えます

「頑張れば大丈夫」といった曖昧な励ましはしません。数字が足りなければ足りないと言います。

冷たく感じるかもしれませんが、曖昧にするほうが、あとで本人を追い詰めるからです。

あと何時間、というのは残酷な数字です。でも、それを知っているかどうかで打てる手がまったく変わります。

出席として扱われるもの

「学校に来る=教室に入る」だけではありません。

扱い
別室登校出席として扱う学校が多い
保健室登校同上。養護教諭の記録が根拠になる
教育支援センター(適応指導教室)在籍校の出席として扱われる場合がある
遅刻・早退科目ごとの欠課になるかは学校の規定次第

どれも「学校による」が前提です。一般論で判断せず、必ず学校に確認してください。

救済措置は実在する

ぎりぎりの生徒は、職員会議で個別に議題に上がります

そこで、事情が説明できる欠席かどうかが検討されます。長期の体調不良、家庭の事情などです。

補習や課題で振り替える措置が取られることもあります。学校側にも、留年させたくない事情があります。

ただし、こちらから伝えていない事情は、考慮されません。担任が把握していない事情は、会議に出ません。

間に合わないと分かったら

計算して届かないと分かった場合、早い段階で次の手を考えるほうが得です。

年度の途中でも、通信制高校への転入学という道があります。

通信制は、決められた時間に教室にいることを求めません。学習は自分のペースで進め、単位はレポートとスクーリングで取ります。

つまり、出席日数で追い詰められる仕組みそのものがないという構造です。

N高等学校のように、固定クラスがない学校もあります。前の高校で取った単位を引き継げる場合もあります。

いま決める必要はありません。資料を取り寄せるだけなら無料で、入学の義務もありません。

まずは無料で資料請求

その前に、どんな学校なのかを知っておきたい方は N高等学校ってどんな学校? をどうぞ。

留年は終わりではない

最後に、これだけは書いておきます。

留年しても、転入しても、その後の人生が決まるわけではありません

教員として何人も見てきましたが、進路が変わった生徒が不幸になったということはありません。

道が変わっただけで、選んだ道を自分で正解にできるかどうかです。

まとめ|数字を知ることから

  • まず担任に、科目ごとの残り時数を聞く
  • 進級の基準は学校ごとに違う。一般論で判断しない
  • 別室・保健室・支援センターが出席になる場合がある
  • 事情は自分から伝えないと、会議で考慮されない
  • 間に合わないなら、年度途中でも通信制への転入という道がある

参考記事