欠席連絡は毎日必要?現役教員が学校側の本音を書きます

欠席連絡は毎日必要?現役教員が学校側の本音を書きます

毎朝、同じ内容の連絡を入れるのがつらい。

先に結論を書きます。入れてもらえると、正直ありがたいです

ただし、絶対ではありません。学校側で何が起きているのかを書きます。

※できることは 学校に行きたくないときの対処法 にまとめてあります。

欠席連絡は毎日が推奨、でも絶対ではない

欠席連絡は、基本的に毎日入れることが推奨されています。

ただ、絶対に入れないといけないかというと、そうでもない場合が多いです。

では、なぜ入れてもらえるとありがたいのか。理由はこれです。

担任が、今日も来られなかったのかを気にしているからです。

システム上で確認しています。連絡がないと、状況がわからないまま1日が過ぎます。

義務というより、状況の共有だと考えてもらえると近いです。

いちばんありがたいのはアプリ

連絡手段は、学校によっていくつかあります。教員側の本音を書きます。

手段学校側から見ると
アプリいちばんありがたい。手が空いたときに確認できる
電話その場で手を止めることになる。緊急のときは有効
連絡帳届くのが遅い。不登校の場合は使いにくい

アプリが用意されているなら、それを使ってください。

教員の手を止めないので、こちらも楽です

急ぎの事情があるときだけ、電話にしてもらえると助かります。

理由は正直に言うべきか

欠席理由は状況によって伝え方を変えて構いません。長期が確定しているなら正直に伝え、まだわからない突発的な休みなら体調不良で十分です。
全部を正直に言わなくていい

いちばん聞かれるのがこれです。「体調不良」で通してもいいのか。

場合によります。はっきり分けて書きます。

状況伝え方
長期で休むことが確定している正直に伝える
休みが連続している正直に伝えた方がいい
まだわからない・突発的「体調不良」でいい

長期になりそうなときに正直に伝える理由は、単純です。

信頼関係を先に作っておいた方が、その後が動きやすいからです。

逆に、まだ様子がわからない段階で無理に説明する必要はありません。

伝えると、学校の動き方が変わる

事情を知っていると、教員はそれを踏まえた対応ができます。

声のかけ方、他の生徒への説明、進路の見通し。全部変わります。

知らないまま動くと、かえって本人を追い込んでしまうことがあります。

家庭訪問は断っていい

家庭訪問を提案されて、断りにくいと感じる方がいます。

断って構いません

断られた側がどう感じるか、正直に書きます。

「では、また別の機会にしよう」と思うだけです。それ以上のことはありません。

嫌がられた、拒否された、とは受け取りません。タイミングの問題だと考えます。

本人が会いたがらない時期に無理に会っても、良いことはありません。

プリントの受け取り方

配布物をどう受け取るか。現実的な方法は2つです。

  • 保護者が学校に取りに行く(いちばん確実)
  • 友達に届けてもらう

基本は1つ目をおすすめします。理由は、2つ目には副作用があるからです。

友達が届けに来ると、本人が申し訳なさを感じてしまうことがあります。

ただし、これは一面だけの話でもありません。

友達とのつながりが細く残ることには、意味があります。関係が完全に切れないからです。

本人の様子を見て決めてください。嫌がるなら、無理にしなくて構いません。

保護者面談で聞いておくこと

面談の前に、何を聞くべきか迷う方が多いです。

私がお伝えしたいのは、質問の中身より、心構えの方です。

「何とかすべき」という前提で考えないこと

面談は、対策を決める場ではありません。状況を共有する場です。

解決策を持ち帰ろうとすると、何も得られなかったように感じてしまいます。

先に書いておくと動きやすい

実務的なコツを1つ。

面談前に配られる紙やアンケートに、気になっていることを書いておいてください

そうすると、教員は事前に調べてから面談に来ます。その場で聞くより、答えが具体的になります。

連絡が負担なら、形を変える

最後に、根本的な話をします。

毎朝の欠席連絡がつらいのは、毎朝「行けなかった」を確認する作業だからです。

これは事務手続きに見えて、実は気持ちの負担になります。

通信制高校のように、毎日の登校を前提としない仕組みもあります。

生徒数日本一のN高等学校のような学校です。

そこでは、そもそも毎朝の欠席連絡という概念がありません。

いま決める必要はありません。資料を取り寄せるだけなら無料で、お子さんに見せる必要もありません。

まずは無料で資料請求

その前に、どんな学校なのかを知っておきたい人は N高等学校ってどんな学校? をどうぞ。

まとめ|義務より、共有

  • 毎日が推奨だが絶対ではない。担任が状況を気にしている
  • アプリがあればアプリが一番ありがたい。急ぎだけ電話
  • 長期が確定なら正直に。まだわからないなら体調不良でいい
  • 家庭訪問は断っていい。また別の機会に、と思うだけ
  • プリントは保護者が取りに行くのが確実
  • 面談は「何とかすべき」の場ではない。状況を共有する場

連絡は、学校に許可をもらう手続きではありません。

状況を知らせておく、それだけのものです。

参考記事