一匹狼な人ってどうしてスクールカーストの外にいれるの?
能力が高いけど群れないからかな
クラスにも一匹狼のように1人で行動している人っていますよね。
そういった人たちはスクールカーストの属さないことが多いです。
この記事では、なぜ孤高な人・一匹狼がスクールカーストに無所属でいられるのかを解説します。
スクールカーストとは?

スクールカーストとは、学校で見られる上下関係の階層(カースト)構造を示しています。
小学校の高学年から中学・高校で発生し、「1軍・2軍・3軍」「A・B・C」などと呼ばれるグループに分断される現象を指します。
人気度やコミュニケーション能力などが要因となった上位グループと中位・下位グループで構成されていることがほとんどです。
一匹狼とは?

そもそも「一匹狼」って何?
一匹狼とは、集団に属さず、自分の意思で単独行動する人のことを言います。
狼は元々群れで行動する動物ですが、群れの子どもが成長すると群れを離れます。
その子どもの狼のことを「一匹狼」と言い、群れを離れて単独行動する人間を表す言葉としても表現されるようになりました。
一匹狼の特徴とは?
一匹狼とはどのような特徴を持っているのでしょうか。
ここでは一匹狼の特徴を以下の2点に絞って解説します。
- 他人に興味がない
- 能力がある
1つずつ解説していきます。
特徴1:他人に興味がない

一匹狼の人は、自分基準の軸を持っています。
そのため、他人に興味がありません。
「自分はこうなりたい・ありたい」「こんな生き方をしたい」という明確な基準があるため、他人の価値観に引っ張られることがありません。
参考:スクールカーストを気にしない人の特徴は?気にしない人になる方法
学生のうちから自分に軸がある人はなかなかいないなぁ。
そいだね!周囲の生徒からよく「近寄りがたい」って思われているよね!
特徴2:能力がある

一匹狼は、さまざまな能力を持っています。
学生時代の能力とは、
- 容姿
- 勉強
- 運動
- 思考力
- コミュニケーション能力
などを指し、一匹狼はそういった能力に秀でています。
スクールカーストに限って言えば、「上位になれるけれど、ならない生徒」と定義することができます。
- 一匹狼は他人に興味がないため、スクールカーストにも興味ない
- 一匹狼は能力があり、カースト下位にもされにくい
一匹狼がカーストの外にいる理由
一匹狼な人の特徴は、スクールカーストの性質と相性が良くありません。
では、どのような点で相性が良くないのかを以下の2点に絞って解説します。
- グループを形成しない
- 能力があるから攻撃されない
1つずつ解説していきます。
理由1:グループを形成しない

スクールカーストは必ずグループ間同士で起こります。
いわゆる「1軍」と「2軍」のようにグループ間同士でカーストを作る場合がほとんどです。
参考:どんなグループがスクールカーストで上位になりやすいのか?
しかし一匹狼の人はグループを形成しません。
他人に興味を示さないため、群れることがありません。
グループ間同士で行われるスクールカーストですが、常に単独で群れない一匹狼な人は必然的にスクールカーストに属さないことになります。
理由2:能力があるから攻撃されない
一匹狼な人は、さまざまな能力に優れているため攻撃されにくいです。
カースト上位の生徒は、下位の生徒に対して「キモい」「地味」などと言い、攻撃することがあります。
参考:スクールカーストで最下位・最底辺とされている人の特徴は?
しかし、一匹狼な人は様々な能力に優れているため、攻撃される箇所はありません。
一匹狼の生徒が本気を出せば、カースト上位を脅かすことがあるため、すでに上位の生徒が一匹狼を攻撃する必要はありません。
カースト上位の生徒は自身の権力を取られないように、一匹狼な生徒にはなるべく干渉しないようにしています。
例えば、勉強など能力さえあれば、カーストの外に出やすいということになります。
- スクールカーストと一匹狼はグループの面で相性が悪い
- スクールカーストは能力があるため、攻撃を受けにくい
一匹狼を目指すべき理由
じゃあ、スクールカーストに悩んだら一匹狼を目指せばいいんだね!
目指す価値はあるけど、注意が必要かな。
スクールカーストから外に出るために、一匹狼のような人になるのはおすすめです。
以下2つのメリットを解説していきます。
- 能力向上が見込める
- 自分軸で生きられるようになる
理由1:能力向上が見込める

一匹狼を目指すということは、何かの能力向上を目指すということです。
運動能力にしろ、勉強能力にしろ、向上した能力は学校を出た後でも活躍の場面はあります。
スクールカーストで上に行くための立ち回りを頑張るよりもよっぽど現実的で有効的な手段だと言えます。
特に塾や家庭教師などで、別のコミュニティで能力を高められるところに行くのがおすすめです。
理由2:自分軸で生きられるようになる

一匹狼を目指すということは、自分軸で生きるのを目座すということです。
社会に出ても、「飲み会」「結婚」「家」「車」「子ども」など、他人の価値観で生きている人がほとんどです。
自分で納得して、自分の人生を生きられるというのは、人生の幸福度が上がります。
多くの人とは異なる価値観で生きていけるのは、何があっても動じない精神力を手にいれることにもつながります。
能力があり、自分軸を持つには、現在の環境にいるだけでは厳しいものがあります!
自分の外の世界に触れて、能力も価値観もアップグレードする必要があるのです!
一匹狼を目指す注意点
一匹狼を目指すといっても、いくつか注意点が存在します。
以下の2つの点を注意しましょう。
- 中途半端にならない
- 必ずしもなれるとは限らない
1つずつ解説していきます。
注意点1:中途半端にならない

一匹狼を目指す上で中途半端にならないようにしましょう。
時には群れで行動し、時には群れを離れるなどの行動を繰り返すと、自己中心的と思われ、嫌がらせを受ける可能性があります。
また、能力が中途半端に向上している段階で一匹狼のような行動をしても、嫌がらせを受けることがあるため気をつけましょう。
明確な基準はありませんが、何かで上位数%になれる能力が身についた時に、一匹狼のような行動をしていくのをおすすめします。
注意点2:必ずしもなれるとは限らない

一匹狼を目指したとして、必ずなれるとは限りません。
例えば、勉強ができるようになっても必ずしも一匹狼のような行動ができるわけではありません。
スクールカーストの成り立ちは複雑だからです。
また、急に勉強ができるようになっても、急にみんなの対応が変わるわけではありません。
学校という閉鎖的な空間では、一度固定されたカーストが変わることはほとんどないからです。
参考:【なぜ従う?】スクールカーストの同調圧力は回避できない理由とは
最後に感情の部分も無視できません。
能力も手に入り、一匹狼でやっていく決心がついても、周りから何かを言われていたり、周囲から仲間外れにされたりすることがあります。
そういった時にも、「自分は自分」と思い行動できるだけの自信がついたときだけ実行してみるようにしましょう。
まとめ
まとめましょう。この記事では以下のことを解説しました。
- 一匹狼な人は能力が高く群れない
- 集団で身分を作るスクールカーストと相性が良い
- 一匹狼は目指せるならおすすめ
- しかし、注意点がある
私はスクールカーストの対策として、一匹狼になるというのは結構おすすめしています。
学校外でも使える能力が手に入るのがポイントです。
遠回りですが、確実な方法だと思います。
また自分軸で生きている人間は魅力的であり、友達が1人もできないなんてことはありません。
むしろ、自分軸で生きることに理解ある人が集まってきて、よりよい人間関係が構築できるのではないかと思います。
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