運動神経が悪いと、スクールカースト上位にはいけないの?
スクールカーストの順位に、運動神経はどれほど関わってくるのでしょうか。
この記事では、スクールカーストの順位と運動神経について解説しています。
スクールカーストとは?

スクールカーストとは、学校で見られる上下関係の階層(カースト)構造を示しています。
小学校の高学年から中学・高校で発生し、「1軍・2軍・3軍」「A・B・C」などと呼ばれるグループに分断される現象を指します。
人気度やコミュニケーション能力などが要因となった上位グループと中位・下位グループで構成されていることがほとんどです。
スクールカーストと運動神経は関係あり
スクールカーストの順位と運動神経はある程度、関係しています。
なぜ、運動神経が良いとスクールカーストで上位になりやすいのでしょうか。
運動神経はわかりやすい
運動神経の良さは、目に見えて伝わります。
かっこよさや素晴らしさを共有するのに、あまり頭を使いません。
体育祭や体育の授業、休み時間などで、誰にでもわかりやすい形で確認できるため、人が感動しやすくなってきます。
他の生徒の人気を集めやすくなり、結果、スクールカースト上位になりやすくなります。
ちなみに、スクールカーストを決める要因のほとんどが目で見て、わかることばかりです!
運動神経が良いと見た目に影響が出る
運動神経は見た目の良さにもつながります。
以下のグラフは、運動神経と見た目の良さについて調査したものです。

「クラスの生徒から容姿を褒められるか?」について、「運動部で成果あり」の割合が飛び抜けています。
たまたま、クラス全員の運動神経が良い人が容姿も良かった、というのは考えにくいです。
つまり、運動神経が良いと、周りの生徒から顔まで評価され出すということでしょう。
私もスポーツしている方が、50倍かっこいい、と言われたことがあります。
運動神経と関係があるのは男子のみ
運動神経とスクールカーストが大きく関係するのは、男子に限った話です。
女子に関しては、必ずしも運動とスクールカーストの順位が結びついているわけではありません。
運動は全くできなくても、スクールカースト上位に君臨している女子は、かなり多いです。
女子は、運動よりも容姿であったり、恋愛の話において、カーストの順位が変動する傾向にあります。
スクールカーストは運動神経だけでは決まらない
では、運動神経が良い男子は、自動的にスクールカーストで上位になれるのでしょうか。
結論から言えば、スクールカーストの順位は、「運動神経だけでは決まらない」が答えになります。
理由は以下の2点です。
- カーストは所属部活動によっても決まる
- カーストは他の要因によっても決まる
それぞれ解説します。
カーストは所属部活動によっても決まる
スクールカーストは所属部活動によっても大きく変動します。
単純に運動神経が良いサッカー部と運動神経が良い卓球部であれば、サッカー部である方がカーストで上位になりやすいです。
同じ運動神経でも、何部に所属しているかによってスクールカーストが変動するからです。
世間でも人気のメジャースポーツほど、部活動としての人気も高まり、カーストが上昇しやすくなります。
カーストは他の要因によっても決まる
スクールカーストは他の要因によっても決まります。
運動神経や部活動だけではなく、様々な要因の総合力によって、スクールカーストは決まります。
それは、見た目であったり、コミュニケーション能力であったり、様々です。
クラスの中で人気があれば、スクールカーストで上位になります。
運動神経は、クラスの人気者になるための1つの要因でしかありません。
カーストに明確な順位の根拠はない
スクールカーストに明確な順位の根拠はありません。
「これがあればカースト1軍!」といった魔法は存在しません。
Aクラスでカースト1軍の生徒が、Bクラスになった瞬間に2軍になる、といったことも少なくありません。
スクールカーストはとても曖昧なものであり、気にしすぎないことをおすすめします。
参考:スクールカーストを気にしない人の特徴は?気にしない人になる方法
まとめ
まとめましょう。この記事では以下のことを解説しました。
- スクールカーストと運動神経は関係ある
- しかし、運動神経だけで決まるものではない
- スクールカーストには、「これだけあれば」といった基準は存在しない