文化祭がしんどい君へ|1人でも乗り切る方法を現役教員が解説

文化祭がしんどい君へ|1人でも乗り切る方法を現役教員が解説

文化祭が近い。一緒に回る人がいない。

先に、いちばん実用的なことを書きます。

シフトにたくさん入るのが、いちばん楽です

しんどいのは自由時間だからです。持ち場があれば、そこにいる理由ができます。

我慢して楽しむふりをする話は書きません。教室を毎日見ている側から、実際に楽な立ち回りを書きます。

※学校に行きたくないときにできることは、学校に行きたくないときの対処法(選択肢の全まとめ) に1本でまとめてあります。

文化祭でしんどいのは自由時間

文化祭がきついのは、出し物そのものではありません。

きついのは、何をしていてもいい時間 です。

時間しんどさ
クラスの出し物・シフト中低い(やることがある)
準備期間の作業中低い〜中(役割による)
自由時間・見て回る時間いちばん高い
片付け・打ち上げの相談高い

普段の授業は、席に座っていれば時間が過ぎます。文化祭にはその席がありません。

文化祭でしんどい時間を3つに分けた図。シフト中は持ち場があるので楽、準備期間は役割しだい、何をしてもいい自由時間がいちばんきついことを示している
だから、シフトを多めに取るのが効きます

つまり、居場所を自分で作らないといけない日 です。だからしんどいのであって、性格の問題ではありません。

文化祭で周りは思うほど見ていない

ここは、はっきり書いておきます。

1人でいるところを見られたら終わりだ、と感じると思います。でも、周りが受け取っているのは、それほど複雑なことではありません。

「1人でいる子」と見られている。それだけです。

かわいそうだとか、友達がいないんだとか、そこまでの意味づけを毎回している人はいません。

みんな自分の持ち場と、自分が誰といるかで手一杯だからです。

こちらも当日は忙しくて、正直あまり見ていられません。生徒同士も、そんなに人のことを見ていません。

見られている感覚は、たいてい実際より大きくなっています。

文化祭はシフトに入ると楽になる

では具体的にどうするか。

いちばん効くのは シフトを多めに引き受けること です。

  • 持ち場があると、そこにいる理由ができる(1人でいる説明が要らない)
  • 客が来るので、自然に会話が発生する(自分から話しかけなくていい)
  • 「あの人がやってくれた」と後で言われる(関係が少し変わる)
  • シフト中は時間が早く過ぎる

受付・会計・呼び込み・調理あたりは人手が足りなくなります。余っている時間帯に手を挙げると、たいてい歓迎されます。

あえて裏方を選ぶ手もある

人と話すのがきついなら、材料の準備や片付け、記録係のように1人でできる役割を先に取っておく方法もあります。

役割さえあれば、1人でいることが不自然でなくなります

文化祭の準備期間の立ち回り

当日より、実は準備期間のほうが長いです。

ここで無理をすると、当日までもちません。

役割は早めに取る

後から決まる役割ほど、残り物になります。最初に手を挙げたほうが、自分に合うものを取れます。

全部の作業に出なくていい

放課後の作業は、毎回出ないと責められる雰囲気になりがちです。

ただ、実際に全員が毎回出ているわけではありません。部活や用事で抜ける人は普通にいます。

「今日は用事がある」で抜けて構いません。

文化祭がそれでも無理なら休んでいい

ここまで書いてきましたが、どうしても無理な日もあると思います。

行事を休む子は、実際にいます。めずらしくありません。

そして休んだことが後から響くかというと、ほとんど響きません

あとで思い出話が出たときに少し黙ることになる程度です。

休むと決めたときの伝え方は、体育祭の場合と同じで構いません。記事の最後に置いておきます。

文化祭が毎回しんどいなら、別の話

1回きりなら、乗り切り方の話で済みます。

ただ、体育祭も文化祭も班決めも修学旅行もしんどい。そうなると、行事そのものが原因ではありません。

同じ顔ぶれで1年間過ごすという教室の作り が、行事のたびに表に出てきているだけです。

通信制高校のように、行事に出るかどうかを自分で決められる学校もあります。

行事がなくなるわけではなく、参加するかを選べる形です。

そういう場所があると知っておくだけでも、秋の見え方は変わります。

まずは無料で資料請求

その前に、どんな学校なのかを知っておきたい人は N高等学校ってどんな学校? をどうぞ。

参考記事