グループLINEがしんどい君へ|抜けなくていい理由を教員が解説

グループLINEがしんどい君へ|抜けなくていい理由を教員が解説

通知が鳴るたびに、少し身構えるようになった。

先に結論を書きます。無理に抜けなくて大丈夫です。抜けるより、関わらない方が現実的です。

教室でこのトラブルを何度も見てきた立場から、実際どうなっているのかを書きます。

※できることは 学校に行きたくないときの対処法 にまとめてあります。

グループLINEのトラブルは多い

まず前提として、グループでのやり取りが原因のトラブルは非常に多いです。

あなたが特別しんどい思いをしているわけではありません。

教室で起きていることの、かなりの部分がここから来ています。

既読で壊れるのではない

「既読をつけたのに返さなかったから関係が悪くなった」と考えている人が多いです。

でも、教室で見ていると、順番が逆であることがほとんどです。

壊れていた関係が、既読と未読で見えるようになっただけです。

うまくいっている相手なら、返信が遅れても何も起きません。

既読が関係を壊すのではありません。もともとあったものが、数字になって出てくるだけです。

だから、返信の速さで悩まなくていい

返信が遅れたせいで嫌われた、と自分を責める必要はありません。

それで崩れる関係なら、遅かれ早かれ同じことが起きます。

抜けなくていい

「グループを抜けたい。でも抜けたら何を言われるかわからない」

この相談はよく受けます。私の答えは決まっています。

抜けなくていいです。関わらなければ大丈夫です

抜けるという行為は、どうしても目立ちます。目立つと、話題になります。

一方、入ったまま、ほとんど発言しない人のことは、誰も気にしません。

いる。でも参加はしていない。この状態は、意外なほど平和です。

夜の連絡には「眠い」でいい

夜遅くまで続く通知がしんどい、という相談も多いです。

うまい対処法があるかというと、正直ありません。

ただ、いちばん角が立たない返し方はあります。

「眠い」と言うことです。

理由を作る必要はありません。眠いのは誰にでもあることなので、反論のしようがないからです。

凝った言い訳を考えるほど、後で辻褄が合わなくなります。眠い、で十分です。

学校はどこまで入るか

画面の中だけで完結しているうちは学校は介入しません。実際の人間関係のトラブルに発展すると介入し、いじめにつながっている場合はやり取りの中身まで確認します。
画面の中だけなら学校は動かない

学校がどこまで関わるのかを、はっきり書いておきます。

起きていること学校の対応
やり取りが気まずい、既読を無視された基本的に介入しない
実際の人間関係のトラブルに発展した介入する
いじめにつながっている原因を調べるため、やり取りの中身まで確認する

つまり、画面の中だけで完結している間は、学校は動きません

逆に言えば、教室での関係に影響が出ているなら、それは相談していい段階です。

スクリーンショットは回る

これは事実として書いておきます。

送った内容のスクリーンショットが、別の場所に回ることは実際に起きています。

だから、誰かの悪口には加わらない。これは自分を守るためです。

その場のノリで書いた1行が、あとから別の形で戻ってきます。

保護者の方へ|スマホは見ない

ここからは保護者の方に向けて書きます。

子どものスマホをどこまで見るべきか。教員としての答えははっきりしています。

見ない方がいいです

理由は単純です。そこには、その子だけの世界があるからです。

親の目が入る場所が増えるほど、逃げ場は減ります。

しんどいことがあったとき、家の中に一切の避難場所がない状態になります。

見て安心したいのは親の側の事情です。子どもにとっては、監視が1つ増えるだけになります。

ただし、線は引いておく

見ないかわりに、決めておくことはあります。

  • ネットで知り合った人と、実際に会わないこと
  • 住所や学校名を書き込まないこと
  • 何かあったときは、怒らずに聞くと伝えておくこと

中身を見張るより、この3つを共有しておく方がずっと効きます。

教室ごとしんどいなら

グループでのやり取りがしんどいのは、多くの場合、教室の人間関係がそのまま持ち込まれているからです。

画面を閉じても、明日また同じ教室で会う。だから逃げられない。

これは通知を切っても解決しません。関係が固定されていることが原因だからです。

人の組み合わせが固定されない学校もあります。

通信制のN高等学校のように、毎日同じ教室に集まらない形の学校です。

いま決める必要はありません。資料を取り寄せるだけなら無料で、誰にも知られません。

「ここを出ても生きていける」と知っているだけで、通知の重さは変わります。

まずは無料で資料請求

その前に、どんな学校なのかを知っておきたい人は N高等学校ってどんな学校? をどうぞ。

まとめ|抜けるより、関わらない

  • 既読で関係が壊れるのではない。壊れていたものが見えるだけ
  • 無理に抜けなくていい。入ったまま発言しない人は誰も気にしない
  • 夜の連絡は「眠い」でいい。理由を作らなくていい
  • 画面の中だけなら学校は動かない。教室に影響が出たら相談していい
  • スクリーンショットは回る。悪口には加わらない
  • 保護者はスマホの中身を見ない。かわりに線だけ決めておく

通知が鳴るたびに身構えるのは、あなたの心が弱いからではありません。

学校の関係が24時間続く形になっているだけです。

参考記事